ごあいさつ

物流業からロジスティックスへ -

今、国際物流業界は大きな変革期の中にあると言えます。大きな世界経済のうねりの中、
様々なエリアに同盟関係にある経済圏が生まれ、国際的な流通は更に専門化され、特殊性が顕著になりつつあります。
輸出入の国際貿易に関わる企業は、それぞれの持つオリジナルな商品力に加えて、輸送の完了、納品までを含めてが「商品自体」と考えられ、それを追及実践することこそが競争力のある貿易事業と考えます。

ロジスティックスとは、軍事用語であり、日本語で言うところの「戦略的兵站輸送」を意味します。戦時下において「前線の戦闘部隊が戦争を行うためのあらゆる効率的支援を行うこと」になります。ビジネス・ロジスティックスにおいても、この論理は当てはまります。

各貿易商社、事業者様が必要とされるあらゆる物流支援を確保し、物流現場の立場から貨物が相手国に、又は自国に渡るまで見届け、必要に応じて国内外を問わず第三者の立場から問題点を解決していくことが現在の国際物流業者には求められています。あらゆる貿易にはその都度に応じた必要とされる要素が異なります。コスト、スピード、効率、天候、相手国の事情等、日々変化する情報を事業者さまと共有し、物流をよりスムーズにコントロールすることがロジスティクスとしての使命と考えます。

横浜港において弊社は、貨物船スペースのブッキングをはじめ、倉庫保管、通関、輸出入
検査、写真等による記録、コンテナバンニング、デバンニング等、本来あるべき物流実務
はもちろんのこと、独自に収集した情報を集め、実務的立場より国際物流のコンサルタン
トを実践しています。

戦略的見地に立ち、物流、貿易を見つめ、必要な作業と情報をお客様に提供、共有し、貿易取引を活性、安定させることがプロスペリティ・ロジスティックスの社是であります。

株式会社プロスペリティ・ロジスティックス
代表取締役 宮内 芳之